異世界薬局1巻【#異世界 #転生 #薬】
異世界薬局1巻
【あらすじ】薬学研究に勤しむ日本の若き主人公は、志半ばで過労死して宮廷薬師見習いのファルマとして転生する。ファルマは医学が未発達な世界で、転生前の知識と転生後に手に入れたチート能力を活かして多くの人々を救おうと奮闘する。
【感想】
今回の異世界ものはまさしく転生ものですね。
主人公は元薬学研究科大学院准教授の薬谷先生。出だしから顔色が悪く即座に転生しそうです。
この薬ヅケ先生が過労死で転生しファルマ・ド・メディシス君に生まれ変わりました・・!!
時折あるのですが過労死で死んで転生する物語が、ちょっと切ないくらい日本らしいあるある設定ですね。。
もっと幸せ満杯に転生してもらいたいものです。やり直しが前提だからでしょうか?
さて、ファルマ君に生まれ変わってからこの世界では神術✨というものがあり、人間には守護神と神術の属性が生まれつき決まっていて、まぁ、普通の人はそんなに強い技は使えないよっていうやつです。
ただ・・
今回も主人公TUEEE設定ですので、ファルマ君何でも神術が使えます。
そして左手で物質を創造し、右手で消去もできる。そして神術を使う力の神力も無尽蔵にあり、診察ができる神眼も持っています。
なかなかのスーパーチート様ですね。
ただこの話の面白いところは力を使うというよりは、診察をして薬を創造しこの世界の病気と闘っていく薬剤師さんというところです。
この巻では肺結核患者を治すために、占星術を今も利用している薬剤師達に、薬について正しい知識をどう広げていくかが最後の展開となりました。
出てくる医薬知識が意外と本格的なので異世界ものについては読みごたえ抜群です✨
それでは次回楽しみにしています~。